【場面緘黙克服ならず…】人生初推し俳優と2ショをした。

当時私が推していたのは、アンサンブル俳優のY。その方を出待ちした時のお話です。とても印象的な思い出だったので記事にしたいと思います。

私は母におねだりした。「もう一生会われへんと思うから出待ちで声かけてほしい…」と。(実際には東京にコンサートのチケット購入してました。でも結局行けなかった…) 母には本来絶対しないことをさせてしまった。こちらから声をかけることは社交家な母でもしないタイプ。「絶対嫌だ」と言われていたので、半分諦めてた。なので私は服装もだぼだぼでメイクなどもあまりせずほぼスッピンだった。(推しにダサいとこ見せてしまったのは残念だった。)

母はYさんですか?と声をかけた。

(いやいや突然実行するんか!私アイメイクしてへんねんけどぉおおおお)

客席は暑いので私は汗をかいてた。もうはずすぎる。

母「娘が大ファンなんですよ」
Y「あーそうなんですか」
Yはニコニコしていたけどリアクションが超冷静だった。まあ初対面だからかもしれないが、そういう人なんだなと思った。(そういえばあの低音ボイスのクールさに萌えてた。)
…しばらく話してて待望の写真を撮る展開に。
するとYは、私の後ろからスマホ内に映りこむ。

あの時はテンパっててそれどころじゃなかったが、今思えば物凄い距離感だった。縦のスマホ内に写る距離。男性にあんなに近づかれたのは生まれて初めてかもしれない。ふわっと爽やかで甘い香水の香りもしてきた。(この人、女子の私よりお洒落だな…。)

Yは私に数回問いかけてきた。
「大丈夫?映んない?」と。
嬉しかったけど、何も反応出来ない喋れない私が憎かった。場面緘黙症である自分のせいでイメージが悪くなってしまったかもしれない。私は家ではすんごいノリノリでお茶目。母ほどよく喋るわけではないが、まあ明るい方だと思う。

だから本当はいつもみたくニコニコ笑って楽しくやりたかったのだ。このまま喋ったら印象も悪くないはずだった。本来の私はちっとも根暗じゃないのに。笑えず喋れないというだけで暗い印象を与えてしまったことが何より辛い。

「自分を知らない人と接した方が話せる率が高い(いわゆる初対面)」
…実際にこの考え方は正しかったようだ。
ただ、その一歩を踏み出すのがどれほど大変か。全ては話せないことが原因で、幼稚園は壮絶ないじめに合い、小学校は不登校になり、中学は一度も登校せず、高校も一度も登校せず通信で何とか卒業。もうこのまま引きこもって20代に突入してしまう。


どん底であっても最終的に乗り越えようと努力し立ち上がれるのが私の武器だ。人生で色々な困難を乗り越えてきたからこその考え方。でも他人の前で声を出すということだけが何よりも難しいみたい。


その後Yと事務所から何故かひたすらスルーされるようになったのでファンを辞めざるおえない状態になりました。丁度1部の同担との間で酷い陰口を言われたりとトラブってたこの頃なので原因は謎のままでモヤモヤしてます。やはり喋れなかった私の印象なのか、その同担から根も葉もないデマを言われてこうなったのかは未だに分かりません。後者だとするとYはその程度の俳優だったんだと思います。だってYは、陰口言いながら同担煽ってるファンをかばい、推しのことしか呟いてない私のこと極悪呼ばわりしてましたからね。結果的に距離が近くて交流が多い方をかばったといっても過言ではない。

この方のファンはやめましたが、絶対に喋れるようになってみせます。

このブログの人気の投稿

スカッとジャパン「しろし」こと池田純矢が大暴れ

「Let's天才てれびくん」 岩手どちゃもん 観てみた日記

PSP乙女ゲーム死神稼業 ISO展開でボイスを見つけてやる!2